用字・用語

【言葉の備忘録】アファーマティブ・アクションとクオータ制

こんにちは、Nagoya / Nagoyaka log の楓(@kaede_twi)です。

この記事は、校正者として働く私が気になった言葉を確認し、
まとめておこうという備忘録のようなモノです。

かなり忘れっぽいので、ブログに書いておけば多少頭に残るかな、、、
残るといいなという感じです(笑)

今回は、
2018年8月2日に報道された
東京医科大学の女子受験者への得点を一律減点していたという報道のなかで気になった、
アファーマティブ・アクションクオータ制という言葉について確認したいと思います。

 

アファーマティブ・アクションとは

アファーマティブ・アクション affirmative action

積極的差別是正措置
社会的に差別を受けてきた人たち(女性や黒人、少数民族や障がい者など)に対し、
雇用や教育などの機会均等を保障するための措置。

アメリカではアファーマティブ・アクション、
ヨーロッパではポジティブ・アクションと言われているようです。

厚生労働省の、女性の活躍推進協議会のホームページでは、
ポジティブ・アクションとはというページが、
内閣府男女共同参画局のホームページでは、
ポジティブ・アクションというページがありました。

日本ではポジティブ・アクションという言葉のほうが浸透しているのかもしれないですね。
政策の内容的に女性を対象にしている印象ですが、以下のように説明されていました。

ポジティブ・アクションについて、一義的に定義することは困難ですが、一般的には、社会的・構造的な差別によって不利益を被っている者に対して、一定の範囲で特別の機会を提供することなどにより、実質的な機会均等を実現することを目的として講じる暫定的な措置のことをいいます。

内閣府男女共同参画局HPより

クォーター制とは

クオータ制 quota system

アファーマティブ・アクションまたはポジティブ・アクションを、
実現させるための手法の一つ。

クオータは割り当てとか、分け前という意味で、
政治や企業における人種・性別の格差がないように一定数を割りあてるということ。

発祥国のノルウェーでは一般企業に対しても法制化しているそうです。

内閣府男女共同参画局の説明では以下の通り。

ポジティブ・アクションには多様な手法があり、例えば、次のように分類できます。各団体、企業、大学、研究機関などの特性に応じて最も効果的なものを選択することが重要です。

(1)指導的地位に就く女性等の数値に関する枠などを設定する方式
○クオータ制
(性別を基準に一定の人数や比率を割り当てる手法)等

(2)ゴール・アンド・タイムテーブル方式
(指導的地位に就く女性等の数値に関して、達成すべき目標と達成までの期間の目安を示してその実現に努力する手法)

(3)基盤整備を推進する方式
(研修の機会の充実、仕事と生活の調和など女性の参画の拡大を図るための基盤整備を推進する手法)

内閣府男女共同参画局HPより

クオータ制について調べているなかで、
上場企業の女性役員数が日本では3.7%(2017年)、
ノルウェー38.7%(2015年)という情報を見てびっくりしました。

女性役員情報サイト

そのあたりの知識がまったくないので、
どう捉えるべきかわかりませんが、
社会構造が全然違う&それでも社会は普通に成り立つんですね。
ちょっと勉強になりました。

時事ネタに関する言葉は定期的にチェックしておきたいですね。

マメナチカ
マメナチカ
そういう意味だったんだネ!

楓
聞いたことはあったけど意味はよくわかってなかったので確認したよ

最後までお読みいただきありがとうございました。