とうとう三体3部作を読了しました〜!
図書館で借りて読んでいるため、途中途切れつつもこの長い物語を最後まで読み切っただけでもちょっと満足感があります(笑)。
3部作最後はスケールの大きさが爆発していました。
『三体Ⅱ 暗黒森林』だって相当すごいのですが、Ⅲは世紀も次元も越えるのでその比ではない!
先ほど読み終わったばかりなのと、あまりのスケールの大きさに感想が小学生みたいになってしまいます。
それにしてもこの物語を描いた劉慈欣さんの想像力と構成力と……すごいですね。
3部作それぞれでも壮大な物語なのに、それを全部つなげてしまうともう、これ以上のスケールの物語をSFで描くことは難しくないか?と思わせるくらいすごい。
何しろ、途中で太陽系の次元が変わりましたからね。
Ⅲの物語で重要人物であった、雲天明(ユン・ティエンミン)の数奇な運命と彼が程心や人類のために編み出した物語とそこに隠されていた秘密には驚かされましたし、摩訶不思議な物語も面白かった。
というか、誰よりも雲天明の置かれた立場が特殊で面白くて、彼メインの物語が読みた〜い!となんて思ったり。
最終的に主人公の程心(チェン・シン)は太陽系を飛び出して、大宇宙を飛び出して……このあたりはもうファンタジーみたいな世界でした。
主人公たちが小宇宙に閉じこもるのをやめて物語は終わりましたが、果たしてそこにはどんな宇宙が、どんな次元の宇宙が広がっているのか……!
映像化された作品もいつか観てみたいです♪