映画『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)

2 min
映画・ドラマの記録

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こんにちは。

久しぶりのブログ更新となります。
しばらくブログから離れている間、おもに家づくりについて進めていました。
今もまだ考えることはあるのですが、気持ちは落ち着いてきたので、またブログに戻ってた次第です。

今後は趣味や暮らしの感想や記録を自由に気楽に残していく場所にしていく予定です。
今までとは違った形になるかもしれませんが、たまにのぞいてもらえると嬉しいです。

それでは、先日観た映画の感想に移ります。

グランド・ブダペスト・ホテル|情報

グランド・ブダペスト・ホテル

イギリス/ドイツ|100分|原題:THE GRAND BUDAPEST HOTEL

監督・製作・原案・脚本:ウェス・アンダーソン

撮影|ロバート・イェーマン

プロダクション・デザイナー|アダム・ストックハウゼン

出演

グスタヴ:レイフ・ファインズ

ゼロ:F・マーレイ・エイブラハム

ヘンケルス:エドワード・ノートン

アガサ:シアーシャ・ローナン

ドミトリー:エイドリアン・ブロディ

など

評価

アカデミー賞作曲賞・美術賞・衣装デザイン賞・メイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞

ベルリン国際映画祭審査員特別賞・銀熊賞受賞

ゴールデン・グローブ賞作品賞受賞

英国アカデミー賞オリジナル脚本賞・作曲賞・衣装デザイン賞・メイクアップ&ヘアー賞受賞

など

作品説明

ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞。全米で歴代興行記録を打ちたてたウェス・アンダーソン監督の最高傑作。かつて栄華を極めたヨーロッパ最高のホテルの “伝説のコンシェルジュ”が連続殺人事件に挑む豪華スター競演のミステリー・コメディ!”伝説のコンシェルジュ!が究極のおもてなしで皆様をお待ちしております。

Watch グランド・ブダペスト・ホテル (吹替版) | Prime Video

グランド・ブダペスト・ホテル|感想

すみませんが感想の前にちょっと私の話を。

映画やドラマを観たり、本を読んだりすることが大好きなのですが、
私の脳のメモリの関係でしょうか、かなり好きな作品や何度も観た作品ですらうっすらと忘れていくタイプです。

たまにセリフを覚えていつでも言い始めちゃうみたいな面白い人がいますが、面白いというよりその記憶力に嫉妬しそうになります。

そんなわけで、やっぱり私はどこかに記録しておかないと忘れてしまうし、数年前の自分の情報をどこでもいつでも知ることができるので、やっぱりブログって便利だなと思い戻ってきました。

対面や通話などで感想を長々と語るのは申し訳ないけど、誰かに言いたいみたいな気持ちもあって、ノートとか閉じた媒体よりもWebがよくて、でもSNSみたいに積極的に発信したいわけでもない私には、ブログの公なのに閉じてる感は最高です(笑)

では、初めて観たウェス・アンダーソン監督作品について。

ウェス・アンダーソン監督作品について得た事前情報により、かなり奇妙な作品なのだろうとは思っていましたが、私にとってはいい意味での奇妙さでした。

100分と短い作品ながら、無駄がなくてギュギュッと物語が凝縮されていました。
パートで分けてあっさりと舞台を転換させるせいか、頑張ってつなぐ、スムーズにつながる構成にするみたいな部分がないので、慣れていないと突然舞台が変わってびっくりするけれど、慣れると紙芝居みたいな感覚もあったかも。

ストーリーや笑いについても変わっていて、ファンタジーのなかのミステリーというか逃亡劇というか、コメディなんだけどシュールな方向で面白かったりと、ウェス・アンダーソンというジャンルで捉えた方がいいのではという感じ。

プロダクション・デザインもすごく良かった。
ホテルの内装では、過去と現在に加え戦前・戦中・戦後での変化が面白かったり(そしてそれぞれ魅力的)、登山電車の角度が急すぎておもちゃっぽくてファンタジー感が強調されていていい感じでした。

あと雪山で殺人犯を追いかけるシーンでのふざけた速さにかなり笑ってしまいました。
速く見せるだけでシュールさを感じて笑いにつながるなんて知らなかった(笑)

私はアマプラで無料で観られるものばかり観ているのだけど、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』とか新作の『アステロイド・シティ』とか有料のものも観たくなってきました……!

ウェス・アンダーソン作品は苦手という声も時折聞きますが、鑑賞1作め、私はなかなかいい出会いができたかなと思います。

楓*

楓*

主婦 兼 校正者

東海地方に住む主婦で校正者の楓*です。
記録しておきたい日々の出来事や思い出、整理しておきたことなどをブログに綴っています。
旅・山・自然が大好きで、趣味は読書と映画・ドラマ鑑賞です。

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