この記事は、
西表島でのリバートレッキング体験についての記録です。
西表島旅行2日目の三つ目のアクテビティ。
鍾乳洞散策、キャニオニングに続き、
最後はゲータの滝を目指すリバートレッキング。
到着後は手作りランチをいただく、そんなプランでした。
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ちなみに私たちは、
最後にやるはずだった鍾乳洞散策をはじめにずらしたため、
ランチの時間が後ろにずれてしまい、お腹ペコペコ。
とはいえ、私たちは耐えられる範囲でしたが、
お子さんとか、空腹に弱い人なんかは、
予定が変わることもあるので、
念のため飴とかをポケットに忍ばせておいてもいいかもしれません。
ちなみに、島廻遊(しままりあしび)さんからは、
あらかじめ、コースの順番変更の際に、
ランチの時間が遅めになるなどの説明はありました。
空腹は覚悟のうえで、最高の場所、最高の(お腹の)状態でランチをするべく、
出発しました。
引き続き遊んでいたのはこのエリアです。
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いくつもの滝が楽しめる!
ゲータ川でのリバートレッキング
先ほどお話ししたとおり、
お昼ごはんの時間が迫っていたこともあって、
川までの道も、川から滝への道もスタスタ進みました。
ということで道中の写真が全然ありません(笑)
前後に他のツアーの方がいたというのもあって、
休憩ポイントまでは、
ジャングルの中や川の中を本当にスタスタと。
川の中を歩くのって、
岩がごろごろしている場所だと、足を置くポイントに悩んだり、
滑りやすかったりして、
楽しいけれどちょっと大変で、集中して歩いていました。
しばらく頑張って歩いたあとに休憩ポイントの滝へ。
まだ目的の滝ではありませんが、充分迫力あり!
とりあえず滝に近づくわたしたち。
広がる空と緑と滝。なかなかいい雰囲気ですね。
2回ほど滝のそばで休憩をとり、目的の滝を目指しました。
ゲータ川にあるのでゲータの滝と呼んでいるそうですが、
滝れぞれに名前がついているわけではないそうです。
怖いけれど面白い!ゲータの滝を登る!
目的の場所につくとまずは、滝に登って写真をとることに。
この付近の岩は、
大陸とつながっていたころに大きな川の氾濫などによって流された土砂が、
堆積して出来上がっているとかで
(聞きかじりの知識なので一説として参考までに)
地層ごとに階段状になっています。
古代遺跡の一部だと言われたら、
うっかり信じてしまいそうな、人工物っぽさがあります。
横から見るとよくわかります。まるで人がつくったみたいですよね。
ここを登っていきます。
滑るとヤバイやつなので、冷静にいきましょう。
滑る場所もあるので、注意して歩きます。
高さがあって怖いけれど、意外と登りやすいです。
違う角度から。階段状の岩、面白いですよね〜!
ちなみに、
私たちが滝をおりたあとに、島廻遊さんが、
私たちが登った場所よりも少し高い位置から撮ってくださったのがこちら。
滝の大きさや迫力がわかるかと思います。
待ちに待ったランチタイム!
絶景のなかで八重山そばをいただく!
滝登り&写真撮影のあとは、島廻遊さんの特製手作りランチ!
用意できるまで遊んでいてよいと言われたので、
下を覗きこんでみたり。
こんな感じに見えます。
水たまりを観察したり。
手を入れたらぬるま湯みたいな水温になっていました。
至るところにある、ポットホールや水たまりには、
おたまじゃくしが大量にいました。
ちなみにポットホールというのは、
岩のくぼみなどに小さな石が入り、
水の流れで石が回転することによってできる丸い穴のことです。
暑くなったら滝の方へ。
などと遊んでいるうちにできました、手作りランチ!
出来立ての八重山そばです。
絶景と、空腹と、疲れが最高のスパイスとなり、
最高に美味しかったです!!
汁まで飲み干しました。
鍾乳洞散策のときに採ったオオシロアリタケもいれてくれて、
初めて食べることができ、貴重な経験ができました。
食感がおもしろく、
キノコのうまみがそばの出汁をより美味しくしてくれたと思います。
デザートはパイナップル。
この時期の西表島のパイナップルはピーチパインがよく出回っていて、
す〜ごく甘くて美味しかったです。
滝のそばでパイナップルを立ったまま食べるとか、
なんか最高の気分でした!!
なんていうんでしょうか。
小さなことだけでなく、だいたいのことがどうでもよくなる、
ただただ気持ちよくて、楽しくて、美味しい。そんな気分でした。
ジャングルの植物を観察!シメゴロシの木って?!
ランチのあとは帰路へ。
帰りは前後に人がいなくて、余裕もあったので、
植物を観察したりも。
島廻遊さんは植物の名前だけでなく、
生態なども教えてくれるのでかなり面白かったです。
くるくるしているのはモダマ。
マメ科の植物で大きな実をつけます。
色々な木に巻きつきながら、ひたすら伸びていました。
こちらはアコウ。
左右の木は一つの木です。
左の木の気根が伸び、右にある何かの木にからみついて、
このように成長しているとか。
気根が太くなると、気根同士がくっつきさらに太くなるのだそうです。
アコウをはじめとしたこの種の植物は、
宿主植物を超えて成長し、
太陽光を奪われた宿主植物はやがて枯れてしまうため、
シメゴロシの木と呼ばれているのだそうです!
こわ!
宿主植物がすでに枯れていて、中が空洞になっていました。
ちなみに、
観葉植物としておなじみのガジュマルもシメゴロシの木のひとつです。
店先では可愛いですけど、
ジャングルの中ではたくましく生きているんですね。意外です!
このあと無事に車までたどり着き、
ホテルまで送ってもらい、
鍾乳洞散策&キャニオニング&リバートレッキングツアーは終了しました。
15時半くらいだったかなと思います。
鍾乳洞散策&キャニオニング&リバートレッキングツアーの感想
アクティビティを詰め合わせたツアーは、
途中で車に戻ったりするので、
冒険感が薄れるかなとか、思っていたのですが、
そんなことはなかったです。
一つひとつのアクティビティの内容が濃いので、
むしろ、車に戻って移動することによって、
一息いれられるので、
目の前のことに集中して遊べる感じがありました。
一度に処理するには多すぎる情報量なので、
頭と感情をリセットできたのでより楽しめたというか。
体力的にも、
ポイントへの移動中に座ってゆっくり休めるので助かりました。
また今回ツアーをお願いした島廻遊さんは、
西表島の地質や植生や生物のことなど、
様々なことに詳しく説明がすごく面白かったです!
ノリのよさでカバー、
という感じのガイドさんも楽しくて良いのですが、
学術的な説明をされるとがぜん食いついてしまうタイプなので、
またいつかお願いしたいと思える、信頼できるショップでした!
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最後までお読みいただきありがとうございました。
*一部の写真は島廻遊さんからいただきました。