こんにちは、楓*です♪
この記事ではネコが大好きな私が買ってよかった、もらって嬉しかったネコが主人公の絵本をご紹介します。
自分で楽しむだけでなく、ネコ好きな人へのプレゼントにもいいと思います♪
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目次
オススメその1『なまえのないねこ』
公式サイトの情報
あらすじや内容や
八百屋や書店、パン屋、蕎麦屋、喫茶店などの飼い猫たちが、みんな持っている「名前」に憧れている、ひとりぼっちの猫。
ある日、お寺の猫に「自分で好きな名前をつければいいじゃない」と言われ、名前を探すことに。
名前のない猫が見つけた「ほんとうに欲しかったもの」とは?
愛猫家で猫が主人公の作品を多く発表している作家と、同じく愛猫家で猫の絵が人気の画家による猫愛に溢れた絵本。
作者紹介
文・竹下文子 (たけしたふみこ)
1957年、福岡県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。
作品に「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)、『風町通信』『木苺通信』(ポプラ文庫ピュアフル)、「ひらけ! なんきんまめ」「旅するウサギ」「にゃんともクラブ」「ちいさなおはなしやさんのおはなし」(小峰書店)などがある。
猫飼い歴35年、現在5匹(珊瑚、真鈴、きなこ、クレ、コマ)。
絵・町田尚子 (まちだなおこ)
1968年、東京都生まれ。武蔵野美術大学短期大学部卒業。
作品に「ネコヅメのよる」(WAVE出版)、「さくらいろのりゅう」(アリス館)、「いるのいないの」「あずきとぎ」(京極夏彦・作/岩崎書店)、「おばけにょうぼう」(内田麟太郎・文/イースト・プレス)などがある。
一緒に暮らしている猫の名前は、白木とさくら。
作品紹介
人に飼われているネコやイヌたちがそれぞれの名前を持つなか、
名前をもたない主人公のノラネコ。
町を歩きながら自分の名前を探します。
そんなノラネコの本当にほしかったものとは……?
表紙のちょこんと佇むネコが印象的ですね。
町田さんの描かれるネコやイヌの表情や仕草がとても味があってユーモラスで可愛いです。
文の竹下さんも絵の町田さんもネコを実際に飼っていらっしゃるそうで、ネコへの温かい想いを感じさせる作品です。
ちなみに2019年にたくさんの賞を受賞した作品でもあります。
- 第12回MOE絵本屋さん大賞2019第1位
- 第3回未来屋えほん大賞・大賞
- 第10回リブロ絵本大賞・大賞
- 第8回静岡書店大賞〈児童書新作部門〉第2位
本屋をパトロールしていたら素敵な絵本に出会いました。
登場する猫たちのなんとも言えない表情と佇まいにやられました♡
シンプルなお話も心に響きます。お子さんだけでなく、猫好きの大人の人へのプレゼントにもいいかも✨
これは堪らない可愛さだな♡#なまえのないねこ#小峰書店 pic.twitter.com/05ApcVnYOU
— 楓 * (@kaede_twi) May 20, 2019
オススメその2『ギュスターヴくん』
公式サイトの情報
あらすじや内容
「きみは ネコなの? ヘビなの? タコなの?」
いたずら好きのギュスターヴくんがつむぎ出す、摩訶不思議な世界!
ワニ、ウサギ、鳥…。幻想的でかわいい動物たちが次々に現れて、見ごたえたっぷり。
ぬいぐるみ作家、今井昌代との共同制作も必見! 自由さ満点、大人も子どもも楽しめる1冊です。
2016年9月刊。
作者紹介
ヒグチユウコ
画家・絵本作家。東京を中心に定期的に作品を発表。近作は『ヒグチユウコ画集 CIRCUS』(グラフィック社)。ほかにも、『 せかいいちのねこ』『ギュスターヴくん』(白泉社)、『 ヒグチユウコ作品集』『BABEL Higuchi Yuko Artworks』(グラフィック社)など、多数の著書を出版。 現在国内の美術館にて巡回展(ヒグチユウコ展 CIRCUS)が開催中。2019年より自身の画廊兼ショップ『ボリス雑貨店』を展開している。
引用:Yuko Higuchi Official Web Site
作品紹介
大人気のヒグチユウコさんのもとにはボリスという愛猫がおり、ネコがモチーフの作品が他にもたくさんあります。
そんななか、ちょっと変わった作品として、ネコの顔をした変な生き物がやりたい放題する『ギュスターヴくん』という絵本があります。
この作品が、ちょっと変わり種の路線としてネコ好きな大人にウケそうだなと思うのです。
そもそもネコが好きな人って、ネコのもつ身勝手さやワガママさも愛しているようなところがありますよね(笑)
ギュスターヴくんたちのいたずらっぷりや摩訶不思議っぷりにもきっと癒やされるのではないかと思います。
また、絵が細かく繊細で、たくさんのヘンテコな生き物たちが美しく描かれているというのも、ヒグチユウコさんのおもしろいバランス感やセンスが楽しめ、オススメの1冊としました♪
オススメその3『ノラネコぐんだん パン工場』
公式サイトの情報
あらすじや内容
おいしそうなパンが気になるノラネコぐんだん。
ワンワンちゃんのパンこうじょうにしのびこみ、見よう見まねでパンづくりに挑戦!? 食いしん坊のノラネコぐんだんが巻き起こす大騒動! 2012年11月刊。
作者紹介
工藤ノリコ(絵本作家・漫画家)
絵本に「ノラネコぐんだん」シリーズ(白泉社)、「ピヨピヨ」シリーズ(佼成出版社)、「ペンギンきょうだい」シリーズ(ブロンズ新社)他。漫画に「ワンワンちゃん」シリーズ(白泉社)他。その他、童話やイラスト、エッセイ連載など。
作品紹介
いたずらなノラネコぐんだんが躍動している(笑)物語。
ノラネコぐんだんのシリーズは特設ページもあります。ノラネコぐんだん
ひたすらユーモラスなノラネコぐんだんの様子と、憎めない表情や佇まい、可愛い絵柄に癒やされます。
なかでもこの『ノラネコぐんだん パンこうじょう』は『カラスのパンやさん』を彷彿とさせるたくさんのパンの絵が好きです。その点でも大人の世代にオススメの作品です。
最終的に見つかって謝るのですが、しのびこんだりいたずらをしている様子がしっかり描かれていておもわず笑ってしまう作品です。
オススメその4『ちびねこのチュチュと、スプーンのあかちゃん』
公式サイトの情報
あらすじや内容
ちびねこのチュチュがピアノの練習をしていると、友達の、とかげのウィルフレッドがやってきて、
スプーンの家に生まれた赤ちゃんを見に行くことになりました。ちびねこのチュチュやみんなは、赤ちゃんに会いたくて、もうたいへん!
だっこしたり、プリンを作ったり、おどりをおどったり。
赤ちゃんスプーンのはじめてのお仕事は、プリンをすくってくれることでした!ナンセンス絵本がお得意の二宮由紀子先生の新作絵本。
パステル画の人気画家、牧野千穂先生が、不思議で楽しい、ちびねこチュチュ達の世界を見事に表現しました。おしゃまさんのチュチュの動きのかわいらしさに魅了されます。
引用:ちびねこのチュチュと、スプーンのあかちゃん – 株式会社岩崎書店
作者紹介
作・二宮由紀子
1955年大阪府生まれ。京都大学文学部卒業。童話作家・翻訳家。在学中に第一回星新一ショートショートコンテストに入選。「ハリネズミのプルプル」シリーズで赤い鳥文学賞受賞。『だれか、そいつをつかまえろ!』で日本絵本賞翻訳絵本賞受賞。童話に『うっかりウサギのう~んと長かった一日』、『へびのしっぽ』、翻訳絵本に『コモドっ!』「トゥートとパドル」シリーズなどがある。
絵・牧野千穂
1965年生
京都精華大学美術学部デザイン科卒
ステーショナリーメーカーの商品企画デザイナーを経て
画家となる。パステルによる独特の世界で、
書籍の装画や挿絵を手がける。
作品紹介
絵本のいいところは、大人の世界のルールにとらわれないストーリー展開にもあると思います。
可愛い主人公の黒猫のチュチュ、友達のとかげのウィルフレッド。
スプーンの夫婦のもとにうまれたスプーンの赤ちゃん。
スプーンの赤ちゃんって発想が面白いですよね。
物語の流れもとぼけていて、なんだか肩の力が抜けていくような。
スプーンの赤ちゃんに会いに来たチュチュがプリンが食べたくなり、みんなでプリンを作ったり、猫舌なのでプリンが冷めるまで歌を歌ったり、その歌がヘンテコだったり(笑)
牧野さんによるパステルで描かれたほわっとした絵柄も温かみがあっていいです。
チュチュはネコらしいネコというキャラクターではないのですが、とぼけていて可愛いです♪
ネコ好きな大人にオススメの絵本まとめ
絵本は子どものためのもの、という印象がある人も多いかと思いますが、
実は大人が楽しめる作品もたくさんあります。
今回はそんななかでも大好きなネコを扱った絵本をご紹介しました。
物語にホッとしたり、絵柄に癒やされたり、表紙可愛くて大きめのサイズのものが多いので、部屋に飾って楽しむこともできるため、プレゼントとしてもらっても嬉しいのではないかと思っています。
実際私は『ちびねこのチュチュと、スプーンのあかちゃん』をプレゼントされすごく嬉しかったです。
それぞれ異なる個性をもった本を選んでみましたが、自分が楽しむのにもプレゼントするのにもオススメの作品です♪
最後までお読みいただきありがとうございました!