こんにちは、楓*です♪
この記事は2020年3月7日(土)に鈴鹿山脈のブナ清水と呼ばれる場所へ行った際の記録です。
ブナ清水は根の平峠近くにあり、鈴鹿の上高地と絡めて行ったりしても楽しい場所です。
私たちはブナ清水から根の平峠を目指し、途中きのこ岩に立ち寄るというコースで結果的に気楽な雪山を楽しむ感じになりました♪
↓目次から見たい箇所へ飛べます↓
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目次
基本データ
まずは登山に必要なアクセス・ルート・スケジュールを確認♪
アクセス
朝明渓谷から出発します。
駐車場 あり(500円)/トイレ あり
普段の週末では、たいていここに停められるのですが、
GWなど人が多いときは手前の三休の湯に下にある駐車場を案内されます。
ちなみにシーズン中は 三休の湯というお風呂とカフェのお店(土・日・祝日に営業)がやっていたりするのですが、シーズン外ということでこの日はまだ営業していませんでした。
やっていれば、登山の帰りにちょっと立ち寄るのにぴったりな場所です。
ルート
スケジュール
9:30 朝明渓谷駐車場
(途中魚を探す)
11:30 ブナ清水
(お昼休憩)
14:00 青岳
16:00 根の平峠
(途中茸の跡を探す)
17:30 朝明渓谷駐車場
堰堤や岩陰があれば魚を、ありそうなところでは茸の跡を探しているため、一般的なコースタイムに比べおかしいくらいに時間をかけて登っています(笑)
登山レポート
ここからは写真を中心にルートの様子を紹介していきたいと思います♪
天気のいい3月の鈴鹿。朝明渓谷からスタート
私が住んでいる名古屋では雪の少なかったこの冬。
普段、雪山登山をしない私にしてはちょっと気が早い気もしたのですが、根の平峠近くにあるブナ清水に行ってみることにしました。
スタートは朝明渓谷。
気持ちのいい青空でした。
かなり温かい日でしたが、下の方にも雪がうっすら残っていました。
この日の目的は、ブナ清水で茸の跡を見つけることと、魚の様子をチェックすること。
3月から解禁となっていたので夫は川を見るたびそわそわ。
私はというと、川岸でゆっくり読書タイム。
各自楽しみましょうという感じ(笑)
何度か釣りと読書タイムをはさみつつ、根の平峠方面を目指します。
ピカピカのイワカガミ。
いつか名前をつけて流行らせようと企んでいる(笑)木に挟まれた岩。
根の平峠手前、ブナ清水との分岐に到着しました。
ここまで来るとしっかり雪が残っていました。
雪を楽しみながらブナ清水を目指す
さて、実はわたしたち、この時点では目的地やルートをなんとなくでしか決めていませんでした。
鈴鹿の上高地に行ってからブナ清水に行くか、すぐにブナ清水に向かうか。
というのも、雪の状況がよくわからなかったのと、特に装備も持ってこなかったため無理なら引き返す予定だったのです。
分岐付近は雪がしっかり積もっていたのですが、昨夜降ったものなのか、雪が凍っておらず深さもそんなにない。
とはいえ、根の平峠を越えて鈴鹿の上高地を目指すとなると環境が変わる感じがあるので、今回は根の平峠を越えずにブナ清水に直接向かうことにしました。
分岐付近。
だんだんと雪が積もっている場所が増えてきました。
と、ここで湧き水を発見したのですが……
湧き水が凍って面白いことに。
これも氷爆と言っていいのでしょうか。
氷爆:滝が氷結すること
迷彩柄の木がありました。
面白いものを観察しながらブナの林を進みます。
これは雪の吹き溜まりが固まったのかな……?
ブナ清水に到着。お昼休憩
お昼前にブナ清水に到着。
写真の岩の下から水が湧き出ています。
岩と苔と湧き水。綺麗ですね……。
朝が早かったこの日は、ちょっと早めにブナ清水でお昼休憩としました。
なんとなく持ってきていた椅子が重宝しました。
軽くてコンパクトなので気軽に持っていところがお気に入りです。
平地でも美味しいカップラーメンですが、雪山は最高のスパイス。
食後のコーヒー。この日は家で淹れてもっていきました。
このテーブルも持っていっておいてよかったです!
雪にそのまま置くと冷めちゃいますからね。
ブナ清水を出発。まずはきのこ岩へ
ブナ清水から先は、さらに雪が深くなっていました。
が、凍ってないし、解けてないので歩きやすい……というか楽しい!!
ちなみにアイゼンなしの普通の登山靴です。
いろいろな動物の足跡もあって楽しいです。
これはウサギかもと思って撮った足跡かな。
行き慣れた山で天候もよかったので、このまま根の平峠を目指しつつキノコ岩に立ち寄ることにしたのですが、状況把握の難しい山だったらやめたかな。
そのあたりは人それぞれの判断になるかなと思います。
鈴鹿は道迷いが多発する場所がたまにあって、そういった場所では面白そうでもリスクのある行動はしないですね。
青岳方面に向かいます。
山中の雰囲気。
稜線に出るとこの見晴らし。
このあたりは日当たりがいいのと水がしみ出ていて雪が解けているところも。
きのこ岩、出てきました〜!
さらに歩いていくと……
もうすぐそこに!
標識の指す方へ歩いて行くと大きな岩が。
「これがきのこ岩……?エリンギ的な……?」
と思っていたらそんなことはなかった。
その岩の向こう側。
のさらに岩の上にありました、きのこ岩。
確かにこれはきのこ!
こちらもエリンギ系ではあった。
ちなみに岩に登らないと見られないのですが、夫が岩に跳び移るなか、
怖くて跳べない私はサイドからゾンビのようにずり上がりました……。
運動神経のなさがニクい!
このあと青岳に寄ったのですが、小さなピークでさくっと登ってルートに戻りました。
根の平峠を経由し下山
青岳のあとは根の平峠へ
このあたりは解けた雪と砂で足許がぐずぐずしていて歩きづらかったです。
途中にあったかなり大きな岩。
くぐってみましたが行き止まりでした。
鈴鹿山脈のこのあたりは巨大な岩や変わった岩が多くて面白いです。
お金明神も大自然の不思議を感じさせる岩でした。
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このあたりは季節になるとなめこがあるとの噂があるらしく、今はシーズン外ですが跡ならあるのではないかと探し回りました。
が、それっぽいのはひとつだけ……。
探し回るのは楽しかったですが、やはりシーズンに来ないとよくわからないですね。
根の平峠に到着。
根の平峠でコーヒー休憩をして、このあとは行きのブナ清水の分岐へ戻りました。
夫は帰りもきのこ探しに夢中で、コースタイムよりはだいぶゆっくりめのペースで無事に下山しこの日の登山はおしまいです。
おわりに
3月の鈴鹿山脈での登山は初めて。
普段雪山に登ることはないので、もし積雪していたら撤退かな〜なんて思っていたのですが、積雪はしていたものの歩きやすく天候もよかったのでそのまま登山を続けられました。
当初は鈴鹿の上高地に行ってから帰りにブナ清水に寄ろうかなと思っていたのですが、フライフィッシングを何度かしているうちに結構時間が経過していたのでコースをぐっと短く。
地図に太字で載るようなピークは踏めませんでしたが、ブナ清水とキノコ岩に行けたので満足しました。
このコースはかなり軽めなので、積雪していない時期に魚やきのこを探さずに歩けば鈴鹿の上高地を組み合わせて日帰りもできそうでした!
ブナの森が青々としている頃にまた行きたいなと思います♪
最後までお読みいただきありがとうございました。