この記事は、
鈴鹿山脈の御在所岳近く、通称・鈴鹿の上高地から、
エアリアマップにはないバリエーションルートを使って
雨乞岳近くのイブネ・クラシに向かった際のレポートです。
ちなみに2019年のGWに行きました。
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目次
【イブネ・クラシ】ルート、タイムスケジュール
2泊3日のキャンプの中日に、
テント場から出発しキャンプ地に戻って来るという計画のため、
時間はわりとゆっくりめ、ゆるい計画となっています。
【イブネ・クラシ】今回のルート
GPSの記録ではなく、
帰宅してから手動でマッピングしたので参考程度に。
クラシの位置が少々ずれてしまっていますが、
クラシにも行っています。
エアリアマップにない
バリエーションルートとなっているのは上水晶谷出合〜小峠〜イブネ北端の部分です。
【イブネ・クラシ】タイムスケジュール
START
鈴鹿の上高地(テント場)
9:30
上水晶谷出合
10:00
小峠
10:15
イブネ北端
11:45
クラシ
12:00
イブネ
12:15
(休憩)
イブネ北端
12:45
小峠
13:30
上水晶谷出合
13:45
(湧き水立ち寄り)
GOAL
鈴鹿の上高地(テント場)
14:15
【イブネ・クラシ】登山レポート
ここからは時系列で、
写真とともに登山の様子をレポートしていきたいと思います。
エメラルドグリーンが美しい上水晶谷出合へ
まずはキャンプ地から対岸にわたり、
川沿いに上水晶谷出合を目指します。
歩きやすく気持ちの良い場所です。
夏なら飛び込みたかった!
水晶谷のあたりは名前の通り綺麗な場所でした。
透き通ったエメラルドグリーンの場所も。
ちょっと登りづらい谷底から小峠へ
上水晶谷出合まで来たら小峠を目指して登ります。
ここからこの登山道の利用者はガクンと減ります。
それでも、私たちの前に二人組が登っていきました。
倒木と石の上を進みます。
よく見て歩いていると踏み跡が見つかります。
足元が砂でグズグズしていて、
水も湧き出していたり、染み出しているので、
結構歩き辛いところも。
段差がきついところもあるので、
ちょっと大変な登りでした。
小峠からイブネ北端へ
小峠からイブネ北端への道はけっこうハードです。
急登で、足元の土が崩れやすかったりして、
ちょっと気を使う場面が多いです。
途中分岐があり、尾根沿いに進むか谷から進むかで迷ったのですが、
行きは谷から進んで尾根に上がりました。
尾根まで出ると快適。
鈴鹿のモフモフランド!イブネ・クラシ
尾根を進んでいくと、イブネの北端にでます。
利用者の少ないルートから来たので、
他の登山客の人にどこから来たのか質問されたりしました。
イブネ北端からクラシ方面を眺めています。
遠くに見える緑色の木々があるあたりがクラシです。
まずはイブネ北端からクラシまで行ってみることにしました。
クラシ自体は、モフモフランドとはちょっと違う雰囲気でした。
お次はクラシからイブネの中心へ向かいます。
先ほどはさーっと通りましたが、
今度はモフモフランドを堪能することにしました。
謎すぎるモフモフ具合。
琵琶湖から吹き上げる湿った風が、
苔の生育を促しているという説を聞きました。
モフモフすぎる。
この上で寝袋で寝るの、快適だろうな〜。
お決まりの。
温かくて湿ってます。
この日は2019GWのお天気が良いと予報された日だったので、
イブネ・クラシあたりはかなり賑わっていました。
テントもけっこうありました。
羨ましいけど
風が強いと大変そうなのと水場がないのがツライな。
イブネに到着。
イブネでコーヒー休憩をすることに。
もっと早く到着する予定だったのですが、
予想よりだいぶ遅れました。
今回利用したバリエーションルート、
登りやすい場所は尾根まで上がってからって感じなので、
結構ハードなのでご注意。
休憩の後はイブネ北端から下山です。
湧き水に寄り道しつつテント場へ
イブネ北端から尾根を下り、
今度は行きに利用した谷へのルートではなく、
尾根から下りることにしました。
こちらのほうが比較的歩きやすかったです。
そのまま、小峠へ。
なんて日だ!って何度もつぶやく私。
小峠から上水晶谷出合まで下りたあとは、
テント場まで川沿いを進みます。
GWの新緑具合はこんな感じ。
エメラルドグリーンの川を眺めながら進んだり。
湧き水大好きな夫。なぜか整備しだしました(笑)
至るところで水が湧き出し、小川となっていました。
湧き水に寄り道しつつ、無事にテント場まで戻りました。
【イブネ・クラシ】 感想
イブネ・クラシ付近のモフモフさは、
なかなか見られない・体験できないおもしろさがありました。
しっとりふわふわの苔に包まれて寝てみたいですが、
実際に泊まるとなると、風対策と水の調達について検討する必要がありますね。
バリエーションルート自体は、
多少崩れていたりはしますが、
慎重に登ればそんなに危険ではないかなと思います。
小峠からイブネ北端間は、
尾根から登って行くほうが楽でしたが、
谷から登って行くほうも見える風景が違うので、
どちらも楽しめました。
ただ、予想していたより時間がかかってしまったのは、
谷から行くルートを選んだ影響が大きいので、
時間が気になる人は尾根のほうがオススメです!
最後までお読みいただきありがとうございました。