こんにちは、楓*(@kaede_twi)です♪
この記事では、2015年に公開された映画『博士と彼女のセオリー』のネタバレなしのあらすじと、ネタバレありの感想を自由に綴っています。
『博士と彼女のセオリー』は車椅子の天才物理学者、スティーヴン・ホーキング博士の半生を描いた物語です。
博士を演じたエディ・レッドメインは、この役でアカデミー賞主演男優賞を受賞しました。
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目次
『博士と彼女のセオリー』ネタバレなしのあらすじ
エディ・レッドメインが著名な科学者スティーヴン・ホーキング博士を演じ、称賛を浴びた。かつては若く健康で活動的だったスティーヴン。21歳の時、彼はケンブリッジ大学の学生であるジェーン・ワイルド(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い恋に落ちるが、時を同じくして余命宣告を受ける。ジェーンの献身的な支えを受け、スティーヴンは意欲的に研究に打ち込む。その内容は彼にとってまさに貴重なもの、時間についてだった。2人は力を合わせて絶望的な状況に立ち向かい、誰にも想像できなかった偉業を成し遂げる。
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ホーキング博士とジェーンの出会い
スティーヴン・ホーキング博士の半生を描いた物語のはじまりは、彼がまだ大学生だった頃にさかのぼります。
ケンブリッジ大学で物理学を学んでいたスティーヴン。
同じくケンブリッジ大学で文学を学んでいたジェーン・ワイルダー。
二人はある夜のパーティーで出会い、やがて恋に落ちます。
若くエネルギッシュで楽しそうな二人。
しかし、だんだんとスティーヴンの身体に変化が現れ……診断はALS。余命2年。
ジェーンの決断
不治の病で余命2年であることから、ジェーンを遠ざけようとするスティーヴンでしたが、ジェーンはそんな彼との別れを選ぶことはありませんでした。
スティーヴンの家族にすら反対されるなかで、それでも彼を支えると誓い二人は結婚します。
子宝にも恵まれ幸せそうな二人ですが、徐々に病は進行し、思うように動かない身体に悲しみがにじみ出るスティーヴン。
その負担はジェーンにものしかかります。
家族の変化とスティーヴンの研究
子どもが増え、さらに追い詰められていくジェーン。
そんな彼女を見て、彼女の母はある提案をします。教会で歌いなさいと。
直接解決する方法ではないけれど、きっと事態が好転するだろうとの考えでした。
その教会で、ジェーンはある人物に出会います。
一方スティーヴンは、ままならない自分の身体と、家族への負担と……様々な葛藤があるなかで、それでも研究を続け、彼の世界を追求していきます。
ある人物との出会いがもたらす変化と、飽くなき探究心によるスティーヴンの研究は、どのような未来をもたらすのでしょうか。
『博士と彼女のセオリー』の情報
英語版のウェブサイトです。映画の原題は“The Theory of Everything”です。
『博士と彼女のセオリー』ネタバレありの感想
博士の私的な物語
この映画はスティーヴン・ホーキング博士の半生を描いた物語ですが、彼の研究内容にはそこまで深く踏み込んでいません。
あくまで彼の生き様、家族の生き様を描いた物語という印象です。
とても有名な人物ですが、そんな彼がいつ病を発症しどのようにその病と付き合いながら研究を続けてきたのかは表立って見える部分ではないので興味深かったです。
ジェーンの強さ
それにしても、全編通してジェーンの強さに驚かされました。
そもそもすでに病を発症し身体に変化を来していスティーヴンとの結婚と出産。
愛しているのだから当たり前だと言われればそうなのかもしれませんが、現実と見比べて諦めてしまう人も多くいると思う。
物語ではその辺りのジェーンの葛藤はあまり描かれていないので、ひたすらその強さに目を見張りました。
そしてこのジェーンの強さなくして、スティーヴンの今の成功、未来はなかったのではと思いました。
ジェーンはスティーヴンをできる限り自由に、彼の研究を尊重しているのが伝わってきて、病や障害に臆することなく献身的にサポートし続ける姿がひとりの人間としてとてもかっこよかったです。
現実をふわりと示唆しながらも温かいラスト
スティーヴンとジェーン。
このまま二人は生涯……とはいかないところが、厳しい現実の面白いところ。
もちろん二人の心が離れてしまったこと、別れてしまったことは悲しいのですが、逆に言うと、惰性で一緒にいたわけではなく、心から愛していたからこその別れなのだと思いました。
このあたりのゴシップ的にもなってしまいそうな部分は、あまり映画のなかで詳しくは描かれていませんが、どうやら二人は、やがて友人関係となったようですし、ジョナサンもきっとスティーヴンをサポートし続けてくれたのではないかなと思っています。
『博士と彼女のセオリー』まとめ
この映画、エディ・レッドメインの演技がすごすぎました。
病が進行していくその姿がまるで本人かのように演じきっていて本当に驚きました……!
ファンタビファンの人にもぜひ見てみてほしいです!
ところでこの映画、ところどころ有名な物理学者が登場する点も理系の人はおっと思うかもしれませんね♪
ノーベル賞学者のキップ・ソーンとの賭けには笑ってしまいました(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました!
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