映画『ブラック・クランズマン』痛烈なメッセージと軽快なノリに引き込まれる。怒りのクライム・エンターテイメント

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映画『ブラック・クランズマン』

こんにちは、楓*(@kaede_twi)です♪

この記事では『ブラック・クランズマン』作品紹介やネタバレありの感想・レビューについて書いています。

『ブラック・クランズマン』は2019年アカデミー賞の脚色賞、2018年カンヌ国際映画祭グランプリを獲得した作品です。

スパイク・リー監督、待望の最新作は“大胆不敵な実話”!!
『ゲットアウト』、『セッション』のアカデミー賞最強製作布陣で贈るリアル・クライム・エンターテイメント!

ジョン・デヴィッド・ワシントン × アダム・ドライバー
スパイク・リーが熱望した最高のキャスティング

ブラック・パワー炸裂!! カンヌ国際映画祭グランプリ受賞!! 第91回アカデミー賞脚色賞受賞!!

引用:映画『ブラック・クランズマン』公式サイト

『ブラック・クランズマン』は2020年5月現在、Amazon プライム・ビデオの見放題作品となっているので会員の方はお見逃しなく♪

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『ブラック・クランズマン』作品の紹介

ブラック・クランズマン|あらすじ

二人の刑事が挑むのは、 史上最も不可能な潜入捜査

1970年代半ば、アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスの警察署でロン・ストールワース(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は初の黒人刑事として採用される。署内の白人刑事から冷遇されるも捜査に燃えるロンは、情報部に配属されると、新聞広告に掲載されていた過激な白人至上主義団体KKK<クー・クラックス・クラン>のメンバー募集に電話をかけた。自ら黒人でありながら電話で徹底的に黒人差別発言を繰り返し、入会の面接まで進んでしまう。騒然とする所内の一同が思うことはひとつ。

KKKに黒人がどうやって会うんだ?

そこで同僚の白人刑事フリップ・ジマーマン(アダム・ドライバー)に白羽の矢が立つ。電話はロン、KKKとの直接対面はフリップが担当し、二人で一人の人物を演じることに。任務は過激派団体KKKの内部調査と行動を見張ること。果たして、型破りな刑事コンビは大胆不敵な潜入捜査を成し遂げることができるのか―!?

引用:映画『ブラック・クランズマン』公式サイト

1970年代の驚きの実話をもとに描かれたこの映画の原作は、この映画の主人公であるロン・ストールワース本人によって記されたものです。

コロラドスプリングス署の署員となったロンは、やる気を持て余し、ある日新聞で見かけた白人至上主義団体KKK<クー・クラックス・クラン>のメンバー募集に電話をかけ、白人のフリをして電話をします。

こんなにトントン拍子に話が進むとは思っていなかったのか、なんと本名のまま

潜入するまたとないチャンスではあるけれど、ロン本人が潜入するわけにはいかない。
そこでアダム・ドライバー扮するフリップがロンを装って潜入捜査をすることに。

バレそうになったり、何とかごまかせたり、よくもこんな大胆な潜入捜査がまかり通ったなという感じ(笑)。

だんだんとその潜入捜査が進むにつれ、その危険な思想が明らかに……!

白人至上主義団体KKK <Ku Klux Klan:クー・クラックス・クラン>

白人至上主を掲げる秘密結社。
コスチュームの特徴は白装束、頭部を覆う三角頭巾。
団員はクランズマンと呼ばれることがある。

ブラック・クランズマン|キャスト

ロン・ストールワース/ジョン・デヴィッド・ワシントン(allcinema

フリップ・ジマーマン/アダム・ドライバー(allcinema

デビッド・デューク/トファー・グレイス(allcinema

パトリス・ドュマス/ローラ・ハリアー(allcinema

役名/俳優名となっています。

主演のジョン・デヴィッド・ワシントンはデンゼル・ワシントンの息子で、幼少期にスパイク・リー監督、デンゼル・ワシントン主演の『マルコムX』に出演したことがあります。

アダム・ドライバー『スター・ウォーズ』シリーズにも出演していて日本でも馴染みのある俳優さんですね。

ブラック・クランズマン|スタッフ

監督/スパイク・リー(allcinema)

脚本/チャーリー・ワクテル、デイビッド・ラビノウィッツ、ケビン・ウィルモット

原作/ロン・ストールワース著「ブラック・クランズマン」(allcinema

映画の主人公、ロン・ストールワース本人が原作を書いています。
コロラド・スプリングス署初のアフリカ系アメリカ人の刑事として活躍した日々の回想録です。

ブラック・クランズマン|作品情報

『ブラック・クランズマン 』私の感想(ネタバレあり)

トランプ政権により分断が進んでる今のアメリカへの痛烈な批判が込められたメッセージと、おかしさが満ちたエンターテイメント感すごいバランスで両立している面白い作品でした!

デュークが『アメリカン・ファースト!』と言い出したシーンでドキッとしてしまいましたよ。私は。

同期のアカデミー賞作品賞を受賞した『グリーンブック』も人種差別をテーマとしたエンターテイメントあふれる面白い作品でしたが、『グリーンブック』は人種差別を受ける側に立って作られている印象で、『ブラック・クランズマン』は人種差別を行う側を暴くような印象です。

それとともに、ロンの日常的にさらされる人種差別への憤り、アフリカ系アメリカ人であることの難しさを感じさせながらも力強く自分の道を進んでいくさまに元気をもらうような。

また、ロンの大胆な捜査に巻き込まれたアダム・ドライバー扮するフリップ・ジマーマンは冷めた感じがロンと対象的でおかしかったですね。

クールな先輩と勢いのある後輩という感じでいいコンビでした。

そんなフリップも、自身がユダヤ人のため差別される側にあることを自覚するようになります。

これまでもきっと生きづらい場面はたくさんあったのでしょうが、実害としては現れなかったものが、この捜査を通じてユダヤ人であるために危険にさらされる

人種差別というものに疎いせいか差別をするシーンを見るたびに唖然とするし、暴力的なシーンでは目を背けたくなる

でも、このお話は事実でこの問題は今も続いていることなのだと映画の最後の映像からもわかります。

見たくないけれどある、それをしっかりと見せてくれた作品でした。
たっぷりのユーモアとともに。

ブラック・クランズマン|まとめ

1970年代が舞台となっているお話ですが、言いたいことはトランプ政権への痛烈な批判!
なのですが、そこにロンとフリップたちの笑っちゃうような活躍ぶりがあって、つらいお話のはずなのに最後まで映画に見入ってしまいました。

ここまで強烈な差別はないものの、日本に暮らす私でも、この秘密結社の持つ思想と重ねることができる危険な思想がこの国にもあるように感じて、考えさせられるものがありました。

報せるべきことを伝えること楽しませること、両方がいい感じに融合していて、いろいろな人に観てほしい作品だと思いました!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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楓*

楓*

主婦 兼 校正者

東海地方に住む主婦で校正者の楓*です。
趣味を満喫すべく本や映画の感想、登山の記録を綴っています。
日々の暮らしが楽しく快適になるようなモノ・コトも探しています♪

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